Rose B. Simpson

ローズ・B・シンプソン(1983年、ニューメキシコ州サンタクララ・プエブロ生まれ)セラミック、ブロンズ、パフォーマンス、カスタムカーなど多様な表現手法を用いるアーティスト。ニューメキシコ州の先住民族サンタクララ・プエブロ出身、現在もその土地に根ざす制作活動を続ける。

ロードアイランド・スクール・オブ・デザインで美術学修士号(MFA)を、アメリカ先住民芸術研究所(IAIA)でクリエイティブ・ライティングの修士号(MA)を取得。彼女の作品は、メトロポリタン美術館、グッゲンハイム美術館、ハーシュホーン美術館、ボストン美術館、サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)、ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)など、全米の多くの美術館に収蔵。2024年には、アメリカを代表する現代美術の展覧会であるホイットニー・ビエンナーレに参加。

2009〜2011年にかけてロードアイランド・スクール・オブ・デザイン在学中、奈良県橿原市に滞在し作品制作。日本での経験は彼女の創作に大きな影響を与える。現在サンフランシスコのジェシカ・シルバーマン・ギャラリー、ニューヨークのジャック・シャインマン・ギャラリーに所属。

Maki Aizawa

株式会社 栢森縫裁所代表 相澤磬

宮城県仙台市に生まれ幼少期から琴、書道、華道を学ぶ。アメリカに移住後30年間、多岐に渡るアート活動、プロデュース、キュレーション、翻訳、フローラルデザインビジネス経営に携わる。

2017年6月、奈良県明日香村の陶芸家タナカシゲオ氏の工房を訪れた際、奥明日香に住むと決める。

2011年に生まれ育った仙台で東北大震災が起きたことで自分の軸が変わる。震災後に休業した両親が経営していた相澤仙台縫裁所・和裁訓練学校を受け継いでいたこと、昨夏2024年に奧飛鳥栢森にも拠点を持ったこともあり、会社名を栢森縫裁所に改名。ローズ・B ・シンプソンと共に栢森縫裁所レジデンシーをスタート。

現在、北カリフォルニア州ソノマ市を拠点にAmu Artsという団体を主催。ニューメキシコ州とアリゾナ州で古代の地に生きる先住民の人々とのプログラムを繰り広げる。2児の母。